こんにちは!
今年はあんまりうまくいかなかったスナップエンドウ。
子どもたちも大好きで、来年こそはうまく育ててたくさん収穫したい!
ということで、種まき時期から冬越しまで復習します!
いつまく?
- 北陸:10月下旬〜11月上旬(秋まき推奨)
※寒波が早い年は10月中旬に前倒し。 - 寒冷地・積雪多めの内陸:秋まき+べたがけが前提/不安なら2〜3月の春まきに。
- 関東〜近畿の平地:10月中〜下旬
- 収穫期の目安:4月下旬〜6月
越冬時の理想サイズ=草丈10cm前後/本葉3〜4枚。
大きくし過ぎると寒害・花芽分化の乱れで不作に。
品種の選び方(迷ったらコレ)
- つるありスナップ:収量重視(例:スナック2号)
- つるなしスナップ:低い支柱でOK/狭い畝向け
- 絹さや・実えんどうも作型は同じ(寒さにやや強め)
土づくり
- 目標 pH:6.0〜6.5(やや中性寄り)
- 石灰(苦土石灰 100〜150g/㎡)は種まき2〜3週間前に。
- 元肥(/㎡):完熟堆肥2〜3kg+化成(8-8-8など)20〜30g
※窒素入れすぎNG(ツルぼけ→着莢減) - 畝:幅60〜70cm/高畝8〜12cm(過湿回避)
種まき手順🌱
- 条間40〜50cmで1〜2条。
- 深さ2.5〜3cmのスジを切る。
- 株間10〜15cmで点まき2粒(発芽後に強い1本へ)
- 土をかぶせ軽く鎮圧→たっぷり潅水。
- 鳥・ネズミ・ナメ対策に不織布べたがけ+トンネル支柱を“最初から”かける。
秋は浸水催芽はやりすぎ注意(過湿で腐りやすい)。
乾き気味なら30分だけ吸水→半日陰で表面乾燥が安心。
冬越しの仕方
- べたがけ常設:11月〜3月、0.6〜1.0oz相当の不織布を軽く張る
- 風よけセット:北西風側に防風ネット/畝肩にもみがら or ワラうすく
- 雪国の支柱:12〜1月にA型(合掌)支柱で強度確保。積雪で倒伏しない骨組みに
- 越冬サイズ管理:12月時点で旺盛なら軽く摘心してサイズを抑える(伸ばし過ぎ防止)
作付けローテ&相性
- マメ科の連作×:同じ区画は2〜3年あける。
- 後作おすすめ:トマト・ナスなどナス科(窒素残効を活かせる)。
- 近くにニラ・ネギがあるとアブラムシが乗りにくい傾向(相性◎)。
1畝レシピ(例:長さ4m×幅70cm/つるあり)
- 播種:2条×株間12cm×2粒 → 発芽後1本立て
- 支柱:180〜210cmで合掌式、頂部を麻ひもなどで結束
- キュウリネット:1.8m幅をピンと張る
- 追肥:各期化成80g(畝全体で)を株元から離してパラパラ
まとめ
- 時期:10月中下旬〜11月上旬に小さめ越冬が鉄板。
- 土:pH6.0〜6.5、窒素ひかえめ、高畝&排水◎。
- 冬越し:べたがけ+風よけ+強い骨組みで守る。
- 春の鍵:早めのネット&少量追肥→ふっくら甘いスナップを長く収穫🫛
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