こんにちは!
裏庭にブルーベリーを植えたい。
ということでブルーベリーの基本情報まとめました!
いつ植える?
- 標準地(関東~近畿の平地):
- ベスト:11–12月 または 2–3月(落葉期〜芽吹き前)
- 寒冷地(雪国など):
- 地面が凍む時期は避け、早春の3–4月が安全
- 秋植えするなら11月に早め+厚めマルチ&風よけ
- 鉢苗:通年OK。でも真夏は活着が落ちるので避ける
どの品種を選ぶ?(基本は2品種セット)
- ノーザンハイブッシュ系(実が大きく風味◎/耐寒性○)
例:ブルークロップ、レカ、デューク - ラビットアイ系(暑さ・樹勢◎/結実期が長い)
例:ティフブルー、ホームベル、ブライトウェル
同じ系統で開花時期が重なる2品種以上を並べて植えると受粉が安定(美味しさ&収量up)。
「ハイブッシュ1~2本+ラビットアイ1~2本」のミックスも楽しい!
土づくり(目標は pH 4.5–5.5)
地植え(1株あたり)
- 植え穴:直径 50–60cm × 深さ 35–40cm(排水悪ければ盛土+10–20cm)
- ブレンド(容積比)
- 鹿沼土 中粒 1
- ピートモス(無調整/弱酸性) 1
- パインバーク 0.5
- パーライト 0.2(なければ軽石小粒でもOK)
- 元肥:入れない or ツツジ用緩効性をごく少量(N換算3–5g/株)
鉢(初期10–15L → 結実期30–40Lへ段階アップ)
- 配合(容積比):ピート5:鹿沼4:パーライト1
代替:鹿沼6:ピート3:バーク1 でもOK - 底:鉢底石 or スリット鉢で排水◎
pH調整の裏ワザ
- 高めなら元素硫黄を少量混和(表層15cm)。
- 仕上げにウッドチップ/松葉 5–10cmでマルチ(乾燥&pH維持)。
植え付け手順
- 苗を水に10分ほど浸けて吸水
- 古い根鉢を軽くほぐす
- 植え穴へ**元の土面±0(深植えしない)**で据える
- ブレンド土で周りを埋め、突き棒でゴンゴンせず手で軽く締める
- た~っぷり潅水 → マルチ5–10cm
- 隣株とは1.0–1.5m、列間2.0–2.5m(ラビットアイは広め)
水・肥料・剪定の超基本
- 水:乾き始めたらどっさり。夏は朝夕、冬は控えめ。可能なら雨水◎
- 肥料(少なめ):
- 2–3月(芽出し前)と収穫後(6–7月)にツツジ用緩効性を各期N換算4–6g/株
- 剪定(植え付け年):弱い枝を数本間引く程度。翌冬から「内向き・交差枝」を整理
よくある失敗と回避
- 堆肥や牛ふんをドバッ(×)→pH上昇・塩類過多で根弱り
- 低地に素掘り(×)→停滞水で根腐れ。高畝/盛土に
- 石灰・苦土石灰を習慣投下(×)→酸性が命。
- 1品種だけ(×)→結実不安定。2品種以上で安定
- 真夏の植え付け(△)→活着が厳しい。どうしてもなら半日陰+潅水管理
ミニQ&A
Q. 地植えと鉢、どっちが簡単?
A. 鉢が管理ラク(pH・水管理がコントロールしやすい)。将来は40L級が快適。
Q. くん炭は使える?
A. 薄くならOK。アルカリ寄りなので入れすぎ注意(表土に1cm薄掛けまで)。
Q. 追い酸性は何で?
A. 年1回、表土1–2cmを剥いで新しいピート+鹿沼を足すと安定。
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