こんにちは!
稲刈りが終わり、もみがらが大量に出ました!
畑をしている親戚に毎年配ってるもみがら。何に使ってるの?
ということで、もみがらの活用術まとめてみました!
1️⃣ 草&泥はねストップ!「もみがらマルチ」
- 厚さ:畝上3~5cm、通路5~10cm
- 効果:乾燥抑制/泥はね防止(いちご・葉物がきれい)/発芽抑制で草が減る
- コツ:風で飛びやすい→水で軽く湿らすか上から少量の刈草で押さえる
2️⃣ ぬかりない育苗「覆土は燻炭ミックス」
- 配合例(覆土用):くん炭2:赤玉細(orバーミキュライト)1
- 効果:通気◎・表面が固まりにくい・立ち枯れ/青カビ防止
- 厚み:3~5mmの薄掛けが基本
3️⃣ 培土ブレンドの軽量化&通気UP
- ポット土:培養土8:くん炭2(体積比10~20%が目安)
- 多肉・ハーブはくん炭多めで排水よく
4️⃣ コンポストの“詰まり”解消(通気材)
- 生のもみがらをコンポスト⇄生ゴミ層のサンドに
- 米ぬかひと握りを一緒に入れると分解が進む
- C/Nが高いので**肥料分の足し(鶏ふんなど)**を少量
5️⃣ ポット底石の代わりに
- 穴ふさぎ防止&軽量化。底1~2cm敷くだけ
6️⃣ 野菜の“ふわふわベッド”
- 株間にもみがら厚め3~5cm→泥はね・ナメクジ抑制
- 収穫直前の汚れ防止に効果てきめん
7️⃣ 土壌の団粒化サポート(すき込み)
- くん炭を**1~3L/㎡**で表層に混和
- 微生物の住処になり、ふかふかに(アルカリ寄りなので入れすぎ注意)
8️⃣ もみ殻くん炭の作り方
- ドラム缶 or くん炭器に火入れ → 空気を絞り“いぶす”
- もみがら投入→かき混ぜ(黒~濃茶の“サクサク炭”に)
- 消火→完全冷却して袋詰め
- ポイント:地域ルール厳守・風が弱い朝に・消火用の水を必ず用意
- においが気になる場所は市販くん炭でもOK
9️⃣ もみがら堆肥の“かさ増し&通気”
- 雑草堆肥にもみがら1割+米ぬかひと握り/層
- 水分はしっとりスポンジに。2~3週ごと切り返し
🔟 バイオソーラリゼーションの補助材に
- 米ぬか0.5~1kg/㎡+もみがらひと握りを薄く混ぜ、
- たっぷり灌水→透明ポリで密閉→10~14日
- 発酵熱&有機酸で草種・一部病原を抑制(密閉徹底!)
Q&A
Q. くん炭はどの作物に向く?
A. 根菜・葉菜・いちごと相性◎。ブルーベリー等酸性好きは入れすぎ注意(表土に薄くが安全)。
Q. 生のもみがらを土に混ぜてOK?
A. 少量ならOK。ただし分解に窒素を食うので、元肥は控えめ+春に生育を見て追肥。
Q. ナメクジに効く?
A. とげとげの質感で通りにくくはなるが、完全防止にはならない。ビールトラップ等と併用も。
NG&注意⚠️
- くん炭はアルカリ寄り(pH高め)→多用は避ける・薄く継ぎ足す
- 燃やす行為は地域条例の確認必須。野焼き不可の地域多い
- 乾いたもみがらは飛散する→湿らせるか押さえ材を
まとめ
- もみがらは万能の“軽くてやさしい資材”。
- マルチ・育苗・通気材・くん炭まで使い道だらけ。
- 入れすぎず薄く・こまめに継ぎ足すのが失敗しないコツ👍
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