こんにちは!
畑仕事で毎回ヘトヘトになる“草取り”…
その草、ぜ~んぶ資源にしちゃいましょう!
除草が「捨てる作業」から「集めて活かす収穫」に変わると、畑がもっとラクで豊かになります。
なぜ雑草を活かすの?(メリット3つ)
- 有機物の循環で土ふかふか:雑草は立派な有機資材。戻せば畑の“ごはん”に。
- 乾燥&雑草抑制:敷けば土の水分キープ、光を遮って発生も抑える。
- 生きものバランスUP:天敵昆虫のすみかになり、害虫の発生が暴れにくい。
家庭菜園でも“やりすぎない工夫”で十分効果アリ!
まずはこれ!一番カンタン「草マルチ」🍃
手順(所要5分~)
- 刈ったばかりの雑草を種ができる前に集める。
- 大きめはちぎって厚さ3~5cmで畝に敷く(株元は1~2cm)。
- 茎が硬い草は下、柔らかい草は上にして密着させる。
- 乾いてきたら追い敷き。厚みを保つと効果が続く。
効果が分かりやすい作物
- ミニトマト・ナス・ししとう・きゅうり:乾燥対策に最高
- さつまいも・落花生:地温安定&草抑えで育ちが整う
ワンポイント
- 敷いた直後に米ぬかを小さじ1~2/株ぱらり。
微生物のエサになって分解がスムーズに(やりすぎ注意!)。
たまった草は“雑草堆肥”に変身♻️
5ステップでOK
- コンポストもしくは四隅を支柱で囲った簡易枠を用意。
- 雑草10:落ち葉(または細かい枝)3:米ぬか少々の層を重ねる。
- 水をまいてしっとりスポンジくらいの湿りに。
- 上に風よけのシートか段ボールをかける。
- 2~3週間ごとに切り返し(空気を入れる)。
夏~初秋なら2~3か月で“土みたいな匂い”に。未熟なら畝立て前の土づくりに混ぜて熟成させるのが安全。
NG&対策
- 種がついた草は中央の高温部に入れる(外側に残すと翌年大発生)。
- うどんこ病など病斑葉は高温期のみ少量混合。心配なら可燃ごみに。
- スギナや根茎で増える草は根を日干し→枯死させてから投入。
“緑肥的”に使う:刈って、敷いて、すき込む
畝間や通路でわざとローテーション刈り(半月に一度)をして、
- 刈る → その場に敷く(草マルチ)
- 片付け時期 → 表層に軽くすき込む
これで微生物が活性化。土が団粒化して根張りが良くなり、いちごやとうもろこしの根の伸びが体感で変わります。
これは気をつけて!チェックリスト
- □ 種つき雑草は別管理(高温部or廃棄)。
- □ 根で増える草(スギナ、ヒルガオ類)は日干しで完全乾燥。
- □ 敷きすぎ注意:厚すぎはナメクジ天国→夜間見回り&捕殺。
- □ 窒素飢餓対策:草マルチ直後の葉色チェック。薄ければ米ぬか少量か追肥。
- □ 焚き火・野焼きはNGの地域がほとんど。灰が欲しい時は市販の木灰を検討。
わが家のやり方(例:夏~秋)
- 週1回の草刈りデー→畝へ即“草マルチ”
- ミニトマト・ナスの株元は薄め敷きで通気キープ
- 9月末:使い終わった畝に草を広げて軽く耕し、次作の土づくりへ
体感として、水やり回数が減った&雑草取りが“追い敷き”に置き換わったのが大きい!作業のストレスがグッと減りました。
まとめ:雑草は“畑からの贈り物”🎁
- 「抜く→捨てる」は今日で卒業!
- 敷く/積む/すき込むの3アクションで、土・水・虫のバランスが整う。
- 次の草取りは、“資源の収穫日”。やってみると世界が変わります✨
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