こんにちは!
夏になると毎週のように続く雑草取り……正直つらい!
そこで発想を変えて、自然農法(草生栽培・草マルチ)を導入します!
“雑草=資源”に変わると、畑がぐっとラクになります。
自然農法ってなに?
- 不耕起・無農薬・無化学肥料をめざす栽培観。
- 刈った雑草や落ち葉をマルチとして敷き、有機物を循環させる。
- 土表面を覆うことで乾燥・泥はね・温度ストレスを抑える。
雑草は抜いて捨てるより、刈って敷く=草マルチで土に還すのがコツ。
家庭菜園での実践ステップ
- 通路は草生、畝は管理
通路の草は低く刈りっぱなし。畝の作物まわりだけ雑草を薄く抑える。 - 草マルチを敷く
刈った草・ワラ・落ち葉を2〜5cm厚で。蒸れ防止に株元は少し空ける。 - タネができる前に刈る
開花〜出穂の手前がベスト。種子の持ち込みはNG。 - 分解ブースト
草量が多い所は米ぬかをひとつまみ散布→軽く土に混ぜると分解が進む。 - 病気の葉は戻さない
いちごの炭疽病葉・うどんこ病葉などは焼却/ゴミ処分へ。
草マルチのメリット
- 雑草抑制:光を遮り発芽を減らす
- 保湿・保温:猛暑・寒暖差のストレス軽減
- 土がふかふか:微生物とミミズが増える
- 肥料節約:有機物が分解して養分に
虫は増えない?
マルチの下に生き物は増えます。
でも、生態系が安定して虫の被害はむしろ減るケースが多いようです。
ナメクジは朝夕の見回り+トラップで管理。
季節別の簡易カレンダー
- 春〜初夏:草が伸び始めたら低刈り→草マルチ薄敷き
- 真夏:厚め(3〜5cm)にして乾燥対策/夕立後に補充
- 秋:刈草+落ち葉で冬マルチを準備
- 冬:マルチはそのまま。春前に足りない部分だけ補充
まとめ
- 雑草は刈って敷く=資源化
- 病気葉は持ち込まない
- 少しずつでOK、続けるほど土が応えてくれる
来季は緑肥→すき込みも組み合わせて、さらに循環型へ。
「戦わない雑草対策」、一緒にやってみませんか?
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