こんにちは!
落花生の収穫時期が近づいてきました🥜
少し試し掘りしたので、収穫時期目安から塩茹でまでまとめます!
わが家の落花生はこんな感じ↓

収穫カレンダー
- 目安:播種から120~130日
- 時期:9月下旬~10月下旬(品種・年の気温で前後)
- まずは9月中~下旬に試し掘りで熟し具合をチェック!
試し掘りのやり方
- 株を1株だけ(畝の中央寄り)選ぶ
- フォークを株から30~40cm外に差し、真下からていねいに持ち上げ
- ついてきた莢(さや)を10~15個ピックアップ
- 下の熟度チェック3点セットで判定!

熟度チェック3点セット
- さやの網目(うね模様)がクッキリ
- 中の豆の薄皮(渋皮)がピンク~赤茶に色づいている
- 指で押して硬め(水っぽくない)
→ 3つそろえば**“掘りGOサイン”。2つならあと7~10日様子見**。
ついでに地表の葉色(やや黄変)&子房柄(針)の抜けやすさもサイン。抜けやすい=実入り進行中。
まとめて収穫!失敗しない掘り方
- 前日~2日前に潅水を止める(泥だらけ防止)
- 道具:フォーク(スコップより当て傷が少ない)・手袋・かご
- 株から広めに差し込んでてこ→手で掘り分けて莢を回収
- 泥は“軽く洗う”だけ。ゴシゴシはNG(傷&水っぽくなる)
塩ゆで用はこのままキッチン直行!
乾燥保存用は根をつけたまま風通しの良い場所で1週間逆さ干し→莢を外してさらに陰干し。
最高にうまい“塩ゆで”の作り方(基本3%)
材料(基準)
- 生の落花生(洗う)… 1kg
- 水 … たっぷり(豆が完全に浸かる量)
- 塩 … 水に対して3%(しっかり派は**3.5~4%**まで)
手順
- 洗う:泥を落として莢にキズがあれば取り除く
- ゆでる:大鍋で**水+塩3%**を沸騰→中火~弱めの沸騰で40~60分
- 大粒・晩生は55~70分目安
- 圧力鍋なら加圧20~25分(自然冷却)
- 浸す:火を止め、熱いまま同濃度の塩湯に10~20分浸けて塩を中心まで行き渡らせる
- 味見→引き上げ:ザルにあげ、粗熱が取れたら即食べる!
子ども向けに薄味なら2.5%、おつまみ濃いめは4%。
作り置きは冷蔵3日/冷凍1カ月(自然解凍 or レンチン短時間)。
コツ
- 塩は最初から(後入れだと内部に入りにくい)
- 激しく沸騰させない(莢割れ&水っぽさの原因)
- 硬さテスト:1粒割って中心が生っぽくない&ほっくりが合図
よくある質問(サクッと)
Q. いつまで待つと“待ちすぎ”?
A. **最低気温10℃、地温15℃**を下回るまでは粘れるけど、冷たい長雨前は先に掘る方が安全。
Q. 白くて水っぽい…?
A. 若どりか塩が薄い。もう10分+浸し、次回は**3.5%**で。
Q. 虫穴の莢が多い
A. 生育期のコガネムシ幼虫など。来季は太陽熱消毒/偽播種/見回り捕殺で圧を下げよう。
まとめ
- 試し掘りは9月中~下旬、網目くっきり・赤皮・硬めで本掘りGO!
- 塩ゆでは3%を基準に40~60分+浸しで、畑最強のおやつ完成。
- 掘った後は通気回復&軽めの後作で、秋冬の畝運用もスムーズに👍
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