こんにちは!
夏野菜のピークが落ち着いた今、秋どりきゅうりに挑戦します!
涼しくなると実が曲がりにくい&味がのりやすいのも秋栽培の魅力。
今日は時期・品種・育て方・失敗回避をぎゅっとまとめます💪
① 栽培カレンダー(北陸〜関東基準)
作業 | 目安 |
---|---|
種まき(育苗トレー) | 8月下旬〜9月上旬 |
定植 | 9月中旬(本葉4〜5枚) |
収穫開始 | 10月上旬〜 |
フィニッシュ | 初霜まで(不織布トンネルで延命可) |
直まきも可だけど、育苗→定植のほうが立ち上がりが安定!
② 品種選び
- 早生・節成(ふしなり)タイプ:秋は短期決戦、着果が早いものを。
- 病気耐性:うどんこ・べとに強い表記があると安心。
- 雌花率高め:収量が安定(タネ袋の説明をチェック)。
迷ったら「夏〜秋どり向け」「うどんこ強」と書かれた節成りを。
③ 畝づくり&植え付け
- 前準備:完熟たい肥+元肥(控えめ)→十分潅水
- マルチ:黒マルチ or 草マルチで地温&保湿UP
- 間隔:株間40〜45cm
- 定植のコツ:根鉢は崩さず、浅植え気味→たっぷり水
④ 支柱・仕立て(秋はコンパクト&スピード重視)
合掌式+ネットがラク!
- 支柱を斜めに立てて頂点で固定→上に横棒
- ネットをピンと張る
- 下の4〜5節は花&わき芽を外す(根張り優先)
- その上はわき芽2葉残しで摘心、主枝をスルスル上げる
- 風が強い日は結束追加で折れ防止
⑤ 水やり&追肥(“薄く・こまめに”)
- 水やり:土の表面が乾いたら株元にドン。涼しくなるのでやり過ぎ注意。
- 追肥:収穫始まったら
- 液肥は週1で薄め(1000倍目安)
- 粒肥は10〜14日に1回・小さじ1〜2/株を株から離して→水
- ブースト:草マルチ+米ぬかひとつまみで土力UP(入れすぎNG!)
⑥ 病害虫・冷え対策(秋ならでは)
- うどんこ・べと:
- 風通しを確保/朝水やり/泥はね防止
- 予防で葉裏まで霧吹き(水だけでもOK・夕方はNG)
- アブラムシ:防虫ネット or 早期手で除去。
- 冷え:10月後半〜は不織布トンネルで最低気温の底上げ。夜だけでも効果大。
⑦ 失敗あるある → 回避ワザ
失敗 | 原因 | 回避 |
---|---|---|
立ち上がりモタモタ | 地温・水不足 | 黒/草マルチ+たっぷり潅水でスタート加速 |
実が曲がる | 水ムラ・肥料切れ | 水はメリハリ、追肥は薄く・こまめに |
うどんこ祭り | 朝露+風通し× | 下葉整理&朝どり水やり、葉裏ケア |
収穫が短期終了 | 冷え・日照不足 | 不織布トンネル+昼間は開けて光を確保 |
まとめ:秋きゅうりは“短期集中で勝つ!”
- 種まきは今すぐ→定植は9月中旬
- 節成り・病気に強い品種で手堅く
- 合掌式+ネット/薄め追肥/朝水やりで安定稼働
- 不織布トンネルでシーズン延長!
子どもたちも大好きなきゅうり。
たくさん収穫できるよう頑張っていきます!🥒
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