こんにちは!
家庭菜園で楽しみにしていた「いちご苗作り」。
でも、この夏は炭疽病が発生し、多くの苗を失ってしまいました。
炭疽病とは?いちご苗に出る症状と原因
炭疽病は、葉やランナーに褐色〜黒褐色の斑点が現れ、やがて株全体を弱らせる病気です。
- 高温多湿の環境で急速に広がる
- 雨や水やりの際の水しぶきで感染が拡大
- 病気の苗や残渣から翌年も発生のリスク
今回も最初に見つけた数株から、わずか数日で被害が畝全体に広がってしまいました。
炭疽病発生時の苗の選別と廃棄方法
感染を広げないためには、初期対応の速さが大切。
- 斑点や変色が見られる苗はすぐに撤去
- 廃棄は畑の外で行い、堆肥化しない
- 使用した道具は消毒(アルコール・熱湯)
残せた苗は全体のわずか一部でしたが、これが翌年の苗作りの大切な種になります。
生き残り苗の育て方|炭疽病を再発させないために
病気にならなかった苗も油断は禁物。
管理のポイントです。
- 株間を広くとり、風通しを確保
- 水やりは朝に行い、葉やクラウンを濡らさない
- 古葉や傷んだ葉はこまめに除去
- ポット受けには新しい培養土を使う
一株一株を大事に育てることで、少ない苗でも健康な株に仕上げられます。
来年に向けた炭疽病予防のポイント
- 苗作りは雨が多い時期を避ける
- 連作を避ける
- 土壌消毒や緑肥で土をリフレッシュ
- 病気に強い品種の導入も検討
まとめ
炭疽病は厄介ですが、対策することで次の年の栽培がよりうまくいきます。
今回残った少ない苗も、丁寧に育て、来年はまた甘いいちごを収穫したいと思います。
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